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10代でも自営業なら稼げる ~ハイブリッド・ワークへ

 昨日、東京・品川で女性社長さんと会った。
 今年の夏前に出版する予定の新刊本の取材だ。

 彼女は16歳から「商品を仕入れて売る」自営業を始めていた。
 20代後半になった今では、複数の会社をまとめる会長だ。
 九州に拠点があるため、東京では短期滞在で出張しているのだ。

 このブログで「ニートはネオニートになるしか生き残れない」という記事を書き、自営の道にしか救いがないと書いたことを彼女に告げると「まったくそうですよ。自営のほうが楽なのに」とおっしゃった。

 実際、20歳~22歳の若者であれば、少人数で人手不足のベンチャー会社にあまり期待されずに参加することで雇用のチャンスをかろうじて得ることもあるかもしれない。

 だが、20代も後半になったニートや手に職のないフリーターを正規雇用する会社は、残念ながら1割程度だろうし、年次更新の契約社員になろうとも、それまで何の実績もないニートやフリーターが「これから頑張りますから」と言ったところで「経験者優遇」の優先順位で採用するのが、ふつうの企業だろう。

 自分が社長の気持ちになってみれば、わかるはずなのだ。
 職業能力のある人とない人の、どっちを雇いたいのか?

 だからこそ、そんな狭き門に入らなければ生きていけないような働き方なんか目指さず、早めに自営業としてネット・ビジネスやオフラインのビジネスを始めるといいと思うのだ。

 そのほうが、上司や会社からの理不尽な要望に頭を悩ませたり、不二家のように内部機密を強いられて心を痛めることもなく、心身共に健康のまま働けるというものだ。

 もっとも、僕のように25歳から自営業を16年も続けている身からすれば、自営とは「人生で何よりも自由を大事にしたい人の選択」である。

 自由とは、これ、自己責任のこと。
 だから、貧乏になってもいいし、荒稼ぎだってできる。
 自分のギャラが欲しければ、売り込みを増やせばいいし、休みたいなら稼ぐだけ稼いだ後で何日も寝て暮らせばいい。

 サラリーマンは、そうした安定しない生き方を嫌う向きが多いわけだけど、こうした生き方を実は、会社の創立者である社長連中なら誰でも経験していることなのだ。

 自営業から人を雇用し、会社法人にするわけだから、雇用される社員の人生しか知らない人はお気の毒だが、そういう不安定な要素を持つリーダーを仰ぎながら、自分だけはなぜか「自動的に」安定収入を得ているなんて勘違いしている人がいたら、おめでたい話だ。

 社長は、会社全体の利益から言えば、困らない程度の金を「固定費」として勘定し、安定収入を約束しているにすぎない。
 自営業者がその構図を見るなら、家賃を払っているのとあまり変わらない。

 あえて意地悪く言うならば、「安定を人生で一番大事にしている人」の多さに目をつけて、その中でも腰を据えて職業技術を発揮してくれる人だけを雇いたいのが社長の基本的な本音。

 その社長の胸先三寸あるいは(上場している会社なら)株式相場の風向き次第で、自分の地位が「リストラ」や「業務縮小」などで突然に奪われてしまいかねないわけ。

 それを自覚しないサラリーマンがいるとしたら、他者に自分の安定生活の根拠を預けっぱなしであるがゆえに「砂上の楼閣に立っている無自覚な博打打ち」と言わざるを得ないだろう。

 雇用されるということは、それだけ不自由でリスキーな生き方なんだと思ったほうがいい。
 この国は、資本主義社会なんだから。

 一方、自営業者は、常に自分の収入の確保のために日々商品企画を立て、それを営業(売り込み)し、商品を製作し、販売後は新たな商品企画を次々に編み出していく連続だ。

 食うために、それだけのことを続けているわけだから、安定至上主義のサラリーマンには「俺にはそんな能力がない」と不安がる人が多いのもうなづける。

 もっとも昨今では、副業のつもりで始めたネット・ビジネスを本業にしてしまったサラリーマンや主婦、アルバイトの高校生なども続出しているから、同じように自営をするにも、雇用された経験を活かせるのは心強いだろう。

 実際、収入目標と締切を決めて右上がりで稼いでいる自営業による収入に、雇用による安定収入を加えるようなハイブリッドな働き方は、理想的だ。

 僕自身も、自分自身の新刊を執筆したり、ほかの人の本を編集するといった本業(自営)以外に、この春から年次契約で専門学校で出版ビジネスを教える教師や、東大で自主ゼミの講師をやるなど、雇用による安定収入を増やす予定がある(まぁ、東大は金にならないが)。

 これは、ハイブリッドな働き方で稼ぐうえでの時間配分や要領を学ぶための試みだ。

 自分の能力を、単位時間あたりの給与(ギャラ)に換算したときに、ハイブリッドな働き方が有効かどうかを、可能性としてだけでなく、自分の身を持って試してみたいのだ。

 また、ニートがネオニートとして自営業へ実際に目覚めていけるかを自ら実証するために、昨日「ゲストハウスに住もう!」というブログも作った。

 僕にとって「自分が無理なくできること」は、ゲストハウスに関することだからだ。
 しかも、ゲストハウスは、まだ一般的に認知されているとは言い難い。

 情報が少ない分野なら、情報を広く集めたサイトが、その分野に興味ある人たちをひきつけるだろう。
 だから、アフィリエイトを貼った。
 amazonのアソシエイトのリンクも貼った。

 40過ぎのおっさんでも、文系出身でタグがあんまりわからなくても、3~4時間の作業で、なんとか一つのブログを作り、アフィリエイトを貼る程度のことはできるわけだ。

 時間を資産と考えれば、「自分にとって難なくできること」を続々とたくさん自覚すれば、ニートは延々とアフィリエイト用のブログを量産できるだろうし、1つのブログで月に1万も稼いでくれれば、20個ほど稼働させれば、20代の平均年収に届く日は近いだろう。

 ネットは、「みんなに受けるサイト」よりも、細分化された関心に応える「私ぐらいしか知らないことを教えるサイト」のほうが、閲覧者が少なくても熱い支持を受ける(=1日何度もチェックするヘビー・リーダーを増やす)と思う。

 そのコツがわかれば、きっと稼ぐことが面白くなり、自分の関心事につながる人たちにとって、より役立つサイトを志すようになるだろう。

 そうやって人の役に立つサイトは、稼げる。
 ネオニートのめざすべき地平は、自分だけの儲けに目を奪われず、確実に役立つサイトを作ろうとする「愛で稼ぐ」場所なんだろうと思うよ。
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今一生 con isshow

Author:今一生 con isshow
 ライター・編集者。
 '97年「Create Media」名義で編集した『日本一醜い親への手紙』がベストセラーに。
 '99年に発表した『完全家出マニュアル』で造語した「プチ家出」が流行。
 著書に『ゲストハウスに住もう!』(晶文社)、『下流上等』(学事出版)、『「死ぬ自由」という名の救い』(河出書房新社)など多数。
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