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「楽して儲ける」を誤解してないか?

 『親より稼ぐネオニート』を読まれたブロガーたちの記事を、Yahoo!ブログ検索で毎日チェックしている。

 面白いのは、儲かっていそうなアフィリエイターのブロガーは本書に肯定的である一方、お小遣い稼ぎ程度にアフィエイリトを貼っていたり、デイトレでも満足な成果を上げていないブロガーは「ネオニート」が儲かることに懐疑的な記事を書いているということだ。

 もっとも、こちとら取材のプロだから、印象だけで本は書かない。
 本当に儲かっているのかを本人の家まで行ったり、無理のない収入アップのあり方を取材相手に問い詰めて、納得のいくプロセスを知る。

 ただし、成功者に出会いやすい都市部と、1人で黙々とネットをやってる地方在住者では、「儲かる」という実感におのずと差が出てきてしまうのも仕方ないのかもしれない。

 ただ、ちょっと気になるのが、「不労所得」の意味を知らないという、とても低いレベルでの誤解が一部にみられることだ。

 不労所得とは、会社に雇用されての「給与所得」や、自営による「事業所得」ではなく、それ以外の「雑収入」に相当するもので、株の配当や講演謝礼などに相当するわけで、少ない額面の細かな収入はすべて「不労所得」と称されてしまうだけで、実際にまったく体を動かさないで入る金のことを意味してはいない。

 しかし、自営業で確定申告をしている人以外は、不労所得=働かないで収入を得ること、と理解してしまいかねないのだ。

 実際は、デイトレだろうが、アフィリエイトだろうが、最初に何らかのアクションが必要だし、より多くの金を稼ぎ出そうとすれば、それなりに工夫が必要になる。

 その「稼ぐための工夫」や「儲けるプロセスに伴う面倒」を「労働」と呼ぶかどうかは、読者の判断に任せるが、不労所得であろうとも課税の対象になるのは必至なわけで、その点では立派な労働と呼んでいいかもしれない。

 しかし、本書で書いた「ネオニート」は、それぞれ自分にとって無理のない分野や内容をブログ記事にすることから始めている。
 つまり、「働かされている」とか「働いている」というつらさとは遠いモチベーションで不労所得を契機に儲け始めているのだ。

 これを言い換えるなら、「自分にとって楽しめる作業」「自分が面白いと感じられる行為」で取り組んだ作業がさらに面白くなり、その点で「楽して儲ける」ことをしているのは事実だ。

 ところが、月収を自力でアップさせようとするなら、それなりの工夫、それまでにない知恵を働かす時がやってくる。

 その困難を克服すること自体を面白がれた人はパーッと道が開き、どこかでつまづいて辞めてしまった人は、そこまでの稼ぎしかない、というだけなのだ。

 ゲーム・ユーザなら、すぐに攻略できてしまうゲームなど、つまらなくて、「買って損したな」と思うだろう。

 ネット・ビジネスも同じだ。
 「うわー、全然ダメだ~」で全面クリアせずにゲーム・オーバーした奴が、ちゃんと全面クリアした人間を「少数派」だと切り捨てるのは、いかがなものか?

 実際、都市部・郊外では、いや寒村部のような田舎であっても、起業する人は増えているし、ネット・ビジネスでは10代で親よりも稼いでいるも登場し始めている。

 困難があればこそ、その克服方法を面白がって編み出そうとする人が儲けていくのは、これ、資本主義の当たり前の法則だ。

 それを「儲けるのは困難だ。しんどい。しんどいのが労働だ。ああ、労働はいやだな」と思って、せっかくの収入手段を放り投げてしまった人には、ネオニートの当事者が自営業として本業化させていった理由がいつまでもピンと来ないに違いない。

 あえてベタに言うなら、「自分が選んだ収入手段だからこそ、それに伴う困難も楽しめる」という人が、困難をクリアする喜びを覚え、その喜びをテコにして、新たに稼ぎたい気持ちがわいてくる。

 だから続けられる→儲かる、というわけだ。

 その点で、僕は「楽して儲けて何が悪いんだ?」と反論したい。
 キーパンチが早いだけの軽作業だから「楽して儲かる」などとは、本にもブログにも書いていないはずだ。

 もう一つ書き加えるなら、自営と雇用では「失敗」の意味も違うということ。

 会社に雇用される人にとっては、会社から追い出され、安定生活を失うことが「失敗」かもしれない。

 しかし、自営業による「失敗」は、一定の収入を確保するために、それに応じた収入手段そのものを増やせないでいることだ。

 一つのブログのアフィリエイトがダメなら、複数やってみるか、同じブログでネット通販もやってみるなど、何度もトライ&エラー(試行錯誤)を重ねていくだけの話だ。

 会社という単位で見れば、製造部門がマイナスでも、情報産業部門がプラスなら、年間では昨年度ベースに乗せられると考えるだろう。
 それと同じなのだ、自営業は。

 だから、自営業は不安定というのは、そもそも月収というスパンでの安定で考えてしまうからそうなるわけで、年収平均というスパンでの安定を目指せば、途中で収入手段を見直せばいいだけの話だ。

 しかも、自営業は、自分で企画し、自分で売り込み、自分で稼ぐわけだから、自分がいくら欲しいのかの目標額と〆切さえ設定すれば、よほどのバカでない限り、自分の生活を成り立たせるように利益を求めるものだ。

 だから本書ではニートに対して厳しいデータをいっぱい載せたし、ニートの親には「早く家から追い出せ」と説いた。

 自分が生きていくためにいくら月にかかるかもわからない人間でいられるのは、せいぜい20代前半までだ。

 それ以後は、さっさと家から出せばいい。
 そうやって人生の〆切をニート自身も、その親も見ないふりしているから、ダメなんだ。

 しかし、そのままではニートは死んでしまう。
 バカな親だと、精神科にわが子を預けっぱなしにしてしまう。

 いつまでも雇用されない。
 生活保護もやがて打ち止めだ。
 そしたら、ネオニートになる以外に、本当に生きていけないのだ。

 だからこそ、何の経験もなくても取り組めるネット・ビジネスくらいやるっきゃないだろう。

 そのためにも、その人自身にとって無理なく稼げる自由裁量の多いネット・ビジネスは有効なのだ。

 ゲーム攻略の快楽を知っているなら、なおいい。
 「楽して儲ける」、上等じゃないか。

 既に「みんなと同じ」では雇用される希望なんて持てないのだから、本当に自分らしく稼げる道となれば、自営しかない。
 だから、僕はネオニートを応援するのだ。

 もっとも、「脱ニート」のために、それ以外の知恵もたくさん本書には書いた。

 未読の方は、ぜひこの記事の左の『親より稼ぐネオニート』の表紙画像をクリックしてみてほしい。

 あなたが何歳かは知らないが、円がドルやユーロの影響にモロにさらされる世界市場の時代には、国家や企業に稼ぐ力を預けていただけでは、本当に身を守れない時が遠からず来るだろうから。
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テーマ:ニート - ジャンル:就職・お仕事

コメント

 会社に雇用されて賃金をもらうことだけを「働く」と国家がとらえている限り、不労所得という言葉は誤解され続けるんだろうと思います。

 しかし、確定申告をする人が増えれば、あるいは自営業者が増えれば、不労所得で稼ぐことも「働かされているというつらさを覚えずに済む収入手段」として認知されるでしょうね。

 もっとも、株は頭脳所得などではなく、精神労働そのものですよ。
 僕の本を読んでくれて、ありがとう!
【2007/03/12 19:52】 URL | con #-[ 編集]
『不労所得』という言葉があまり実情に合っていないのかもしれませんね。『不労所得』という言葉が一人歩きしているように感じます。

そこで『頭脳所得』なんて言葉はどうでしょうか?株式で儲けるにしても、頭を酷使しますしww

あと、本読みました。何か勇気が湧いてきたような気がしました。ありがとうございます。
【2007/03/12 16:39】 URL | korich #SWPr6pXU[ 編集]
 ブログでのご紹介に感謝します!
【2007/03/12 13:04】 URL | con #-[ 編集]
はじめまして!!
突然のコメント失礼いたします。

わたしの稼ぐ関係サイトで、
こちらの記事を紹介させていただきましたので、
ご連絡させていただきました。

該当記事は
http://blog.livedoor.jp/s0710shun1/archives/52998154.htmlです。


どうぞこれからもよろしくお願いいたします^^
【2007/03/12 12:14】 URL | 稼ぐ調査員 #-[ 編集]

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今一生 con isshow

Author:今一生 con isshow
 ライター・編集者。
 '97年「Create Media」名義で編集した『日本一醜い親への手紙』がベストセラーに。
 '99年に発表した『完全家出マニュアル』で造語した「プチ家出」が流行。
 著書に『ゲストハウスに住もう!』(晶文社)、『下流上等』(学事出版)、『「死ぬ自由」という名の救い』(河出書房新社)など多数。
◎公式サイト
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